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届けたいふるさとの味

sasamaki dish

山形県庄内地方の郷土料理、「笹巻き」。
リゼロでは、通年、ご注文を承っていますが、
4月末~8月までのご注文を特にいただきます。
もともと、端午の節句の行事食ですが、
贈り物や、おみやげ、人が集まるときのひと品として、
このごろは出番が多いよう。

「お盆に、孫たちが来るから、食べさせたい。」
「遠くに住んでいる娘に贈りたい」

大切な人に食べさせたい、ふるさとの味として、
心に記憶されているのかもしれません。

笹巻きの英訳に、感動したことがあります。

"Rice cakes Wrapped in bamboo leaves"
21_21 DESIGN 企画展 「テマヒマ展〈東北の食と住〉」より

笹巻は、
笹の葉が大きく、青々と柔らかい時期につみとります。
ひとつひとつ、手作業で丁寧に笹の葉を巻き、
もち米を詰め、草の茎で結びます。
3~4時間煮て、
2時間以上冷まします。
そんな手間ひまをかけて伝わる郷土食を、
紹介していただいた展覧会でした。

時間をかけて、
手をかけて、
愛情をかけて、
包まれた、(wrapped)
郷土食。
そんな気がしてなりません。
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春待つ桜

sakuramochi

桜の葉が手に入ったので、「桜ぼたもち」をつくりました。
外側ではなく、中にあんこが入っているのが、リゼロ流ぼたもち。
黒米を一緒に炊いたので、ほんのりピンクが上品です。

もちもちの食感を、作ったその日に楽しんでいただきたいので、
工房引取りのみのご用意となります。
2個セットで ¥300-

とある会でお披露目したところ、
甘党ではない男性にも食べやすいとご好評いただきました。
桜の葉がアクセントになって、すっきりした口当たりのようです。
 
遊佐町は、雪が溶けたばかりで、桜の季節まであとすこし。
春を待ちこがれるぼたもちになりました。

笹巻き

sasamaki

郷土料理、「笹巻き」は、端午の節句に食べる地域が多いのでは。
リゼロではご注文に応じて、通年作っています。
全国各地に笹巻きはありますが、その土地によって巻き方や材料が異なるそうです。
遊佐町でも、「遊佐巻き」という巻き方が職人技として伝承されています。
そして、モチモチで笹の香りがさわやかなお米に、
黒糖を入れたきな粉をたっぷりまぶしていただくのが遊佐流です。

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プロフィール

リゼロ

Author:リゼロ
リゼロです。
山形県遊佐町で、父がお米を作り、そのお米で母がパンとケーキをつくっています。
そのお米がとってもおいしい!
お米を使って、こだわりのパン、ケーキがおいしい!
娘の私が、試食しながら、時に厳しく、時に手前味噌にご紹介していきます。
「遊佐町ってこんなところ」もお伝えします!

→リゼロHPはコチラ↓
http://www.riz-et-leau.com

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